はじめに
米国株式運用を始めた時に債券もポーチフェオとして入れておいた方がいいとあったのでBNDを選択しました。(何でコレなのかは忘れた)
その米国債券ETF「BND(Vanguard Total Bond Market ETF)」を保有しているけど、
「このまま持っていていいのか?」「他の債券ETFに乗り換えた方がいいのか?」
と感じたことはありませんか?
今回は、実際にBNDを約10年間保有した場合のシミュレーション結果をもとに、
長期運用での見通しや、他のETFとの比較を整理してみました。
BNDの特徴をおさらい
BNDは米国の投資適格債券市場全体に分散できるETFです。
1本で「米国国債・社債・住宅ローン担保証券」などをカバーできます。
項目
内容(2025年時点)
分配利回り
約4.5〜5.0%
平均残存期間
約6.5年
主な構成
国債 約65%/社債 約25%/MBS 約10%
経費率
0.03%
特に株式中心ポートフォリオのリスク緩和には非常に優れています。
とにかく「安定+分散」が強み。
10年間保有した場合のシミュレーション結果
数量
評価額
評価損益額
4
45,557円
+2,709円
数量や損益額が少量で価格が多少上下しても、再投資を続けることで安定的なリターンを得られる可能性が高いと思います。
他の債券ETFとの比較(ざっくり)
ETF
特徴
向いている人
BND
米国債券市場全体に分散
バランス重視・王道派
VGSH/SHY
短期国債中心、金利変動に強い
金利上昇に慎重な人
LQD
投資適格社債中心、高利回り
少しリターンを狙いたい人
BNDX
米国外債(為替ヘッジ付き
為替影響を抑えたい人
債券の比率が1〜2割程度なら、BND一本で十分機能します。
他のETFは「金利上昇リスクを避けたい」「為替ヘッジをしたい」場合に検討でOK。
10年保有×債券1〜2割ならBND継続でOK
あなたのポートフォリオにおける債券比率が1〜2割なら、BNDをこのまま長期保有でまったく問題ありません。
✔️ 金利上昇による短期的な下落も、再投資で取り戻せる
✔️ 為替リスクはあるが、長期では分配金が吸収してくれる
✔️ 管理がシンプルで、長期投資に向いている
つまり「資産形成の安定部分」としてのBNDは、これからも優等生です。
購入を検討している人へ
BNDは以下の証券会社で簡単に購入できます。どこも米国ETFの買付手数料が無料または低コストです。
まとめ
・BNDは「安定+分散」の米国債券ETFの王道
・10年スパンでは安定したリターンが期待できる
・債券比率が少ない人ほど、BND一本で十分効果的
長期投資では「難しい判断を減らすこと」も大事。
BNDはその意味でも、堅実な選択肢の一つです。

債券なのであまり追加運用したりしていなかったのですが、改めて見直したりら少しは追加しても良さそう

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