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積立額はどう決める?家計から無理のない金額を出す5つの手順

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家計から積立額を決める手順を表すイメージ 投資

どうもYASUです。

前回の記事では、月1万円と月3万円で20年後の試算がどれだけ変わるかをシミュレーションしました。

では、その「月いくら」を、自分の家計ではどう決めればいいのか。今回は、私が実際にやっている積立額の決め方を、手順にしてお伝えします。

最初に前提です。投資は、生活に必要なお金とは分けた「余剰資金」でするものです。手順の前に、そこだけは押さえてください。

この記事で分かること

  • 家計から無理のない積立額を出す5つの手順
  • 生活防衛資金を確保した上で投資に回す考え方
  • 増額・見直しのタイミングの決め方
YASU
YASU

「最初から正解の金額を決めなくていい」

前提:生活防衛資金を先に確保する

積立額を考える前に、急な出費や収入の減少に備える「生活防衛資金」を、普通預金などの現金で確保しておきます。目安は生活費の数か月分と言われますが、金額の正解は家庭ごとに違います。

ここが確保できていないと、相場が下がったときに生活のために投資を売ることになりかねません。順番は「守りのお金が先、投資はその後」です。

なお、「投資資金が少ないときの優先順位」については、以前の記事でも考え方を書いています。今回はその先の「金額の出し方」に絞ります。

手順1:手取り月収を確認する

まず、毎月の手取り額を確認します。額面ではなく、実際に口座に入る金額です。

ボーナスがある人は、ボーナスを前提に月々の積立額を決めないのが無難です。ボーナスは変動するものとして切り離し、毎月の手取りだけで考える方が、続けやすくなります。

手順2:毎月の支出をざっくり出す

次に、毎月の支出を出します。ここで完璧な家計簿は要りません。直近3か月の平均で十分です。

分け方は2つだけです。

  • 固定費:家賃(住宅ローン)、通信費、保険料、サブスク、ローン返済など
  • 変動費:食費、日用品、交通費、交際費、趣味など

クレジットカードの明細と口座の履歴を見れば、ざっくりとは掴めます。大事なのは細かさより、「だいたい毎月いくら出ていくか」を掴むことです。

手順3:余力を出す

計算は単純です。

手取り − 支出 = 余力

例として、手取り28万円・支出24万円なら、余力は4万円です(これは計算の例です)。

余力がゼロ、またはマイナスの場合は、積立額を考える前に支出の見直しが先です。投資以前の話として、ここは飛ばせません。

手順4:余力の全額は投資に回さない

余力が出ても、その全額を投資に回すのはおすすめしません。急な出費は、生活防衛資金とは別に、日常の中でも起きるからです(家電の故障、冠婚葬祭など)。

例えば余力が4万円なら、投資に2〜3万円、現金の貯蓄に1〜2万円、といった分け方です(これも一例です)。

「余力のうち、来月なくなっても生活が回る分だけ」を投資に回す。これが無理のない金額の正体だと思っています。

手順5:スタート額と、増額ルールを先に決める

最後に、スタート額を決めます。ポイントは2つです。

  • 最初は小さく始める(月1万円でも、5,000円でもよい)
  • 増やすタイミングのルールを、先に決めておく

増額ルールの例です。

  • 3か月続いたら、+5,000円を検討する
  • 昇給・転職などで手取りが増えたら、その増分の一部を回す
  • 年に1回、家計と合わせて見直す

ルールを先に決めておくと、「増やそうかな」と毎月悩まなくて済みます。あとは給料日に自動で積み立てられるよう設定して、先取りにしてしまうのが確実です。

見直し:苦しくなったら、減らしていい

積立額は、一度決めたら固定ではありません。

  • 家計が苦しくなったら、減らす(やめるより、減らして続ける)
  • 家計に余裕ができたら、ルールに沿って増やす
  • ライフステージが変わったら(転勤、家族構成の変化など)、手順2からやり直す

続けることが目的なので、減額は後退ではありません。

私自身のケース

私が本格的な積立を始めた2021年頃は、月1万円でした。現在の積立額は月3〜5万円です。

正直なところ、増やした時期やきっかけをはっきりとは覚えていません。何か大きな決断をしたというより、転職で収入環境が変わったこともあって、家計に余裕が出たタイミングで少しずつ増えていった、という感覚です。

だからこそ思うのは、「最初から正解の金額を決めなくていい」ということです。月1万円で始めて、家計を見ながら少しずつ調整する。それで十分に資産は育ちました(私の場合は約8年で600万円まで来ました)。

注意点

  • 金額の正解は家計ごとに違います。他人の積立額と比べる必要はありません
  • 生活費を削ってまで積立額を増やすのは本末転倒です
  • この手順は一般的な考え方の紹介で、個別の家計への助言ではありません

積立額で将来がどれだけ変わるかは、前回のシミュレーション記事にまとめています。

→月1万円と月3万円、20年後は822万円差|積立額でどれだけ変わる?

投資資金が少ないときの優先順位(考え方)はこちらです。

→【実体験】投資資金が少ないとき、何を優先する?40代会社員が実践する投資の優先順位

私の資産の推移は、年表記事にまとめています。

→月1万円から資産600万円まで|少額投資を続けた約8年間の全記録

まとめ

  • 積立額は「手取り − 支出 = 余力」から出す
  • 余力の全額は回さず、急な出費用のクッションを残す
  • 生活防衛資金の確保が先。投資は余剰資金で
  • スタートは小さく、増額ルールを先に決めておく
  • 苦しくなったら減らしていい。大事なのは続けること

「月いくらが正解か」ではなく、「自分の家計で無理なく続くのはいくらか」。その金額を出すための手順として、参考になればうれしいです。

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※この記事は個人の投資記録と一般的な考え方の紹介です。将来の投資成果を保証するものではありません。投資には元本割れ等のリスクがあります。

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